ソーケングループがロッキー田中さんの作品販売に取り組んだ理由
まず、私たちは東京にいながら身近に富士山を感じることができました。
ロッキー田中さんの作品は単に富士山を撮影しているのではなく、ロッキー田中さんがイメージされた光景と、待つことのない一瞬の景色が合致した瞬間のみを捉えていらっしゃるのです。 br> 決してたくさんの作品を世に出すのではなく生涯99作品の最高の瞬間のみと決められている、これも私たちを魅了させた理由のひとつです。
もうひとつ、ロッキー田中さんの作品にはひとつひとつエッセイとして、その瞬間や心情が綴られており臨場感が伝わり、私たちをワクワクさせてくれます。
そんな気持ちを皆様にも感じていただければと考え、作品販売に取り組みました。作品の販売ページを進むと、その作品のエッセイが掲載されております。購入しなくても全てを読むことができますので是非お立ち寄りください。皆様も身近に「ときめきの富士」を感じることでしょう。
ロッキー田中さんと「ときめきの富士」
誰も観た事のない「ときめきの富士」を知っていますか? それは富士山が呼んでくれて見せてくれた心の情景です。40代後半に会社員生活に別れを告げ、「ときめきの富士」の写真家となってから、私の前に姿を見せる富士山は初めてのシーンの連続となりました。
それは常識の無視、目の前の豊かさと安住からの脱却、無謀と確信と大いなる楽しみの開始を意味します。そして山麓に住まず、山に登らず、寒さを我慢してじっと待たず、100km離れた東京で富士山の呼ぶ声を聞く事にしました。離れる事で全体を知る事が出来るからです。そこに至るまでに、子供の頃からの夢と、大好きなものへの集中と、様々な美の探求と、何気ない言葉からのヒントに対する興味が有ります。
日本人の一番好きな富士山はきっと浮世絵の情景です。研究を重ねました。あの幅広い構図が皆の心の中に在るのです。北斎さんが富岳三十六景、広重さんも富士三十六景、私は現代の浮世絵を生涯に九十九景世に出すと決めプロの道を歩き始めました。
99のシーンの一つ一つの情景は、宇宙の法則と自然条件が一致した最高の瞬間です。その調和の瞬間を読み切って、心に描いた光景の前に立つ努力をずっと続けています。風の強さ、太陽の位置、光の角度、湿度、雲の量、暁の冷え。それを体感し調和の条件を考えてイメージしていく内に、東京にいても富士山の表情や雲の様子がありありとイメージ出来る様になりました。
「明日、あの場所、あの時間!」とインスピレーションが湧く時は富士山が呼んでいる時です。夜中に東京を発ち、夜明けの1時間前にピンポイントでイメージの地点に立ちます。深夜~未明~暁~夜明け~日の出~曙までの色変化、ここにときめきが隠れています。闇から光へ。いのちが踊る時、私は大気に溶け込んで宇宙自然の息吹を受けています。
景色は存在していますが待ってはくれません。情景はその目を持つ者の前にのみ現れます。大切なのはシーンの前に立つ事。直感と行動が一致すればシーンの方からやって来ます。プロの醍醐味は、それまでとても無理だと思えていた事を自然に超えている事です。そして何気ない景色にいのちを感じる様になりました。心が純粋になる事で「自然のいのち」と話が出来る様になります。もしかしたら私は大自然の大きな力に溶け込んで、東京から富士山の天気を変えているのかも知れません。
呼ばれて行く時が「ときめきの瞬間」だから。
誰も見た事のない「ときめきの富士」は今62作が世に出て、沢山の人と共に輝いています。ミレニアムには西五反田にときめきの富士アートサロンも出来ました。現地に在るのが本物の富士。ここに有るのは「ときめきの富士」です。そうそれはあなたが探していた心の富士山です。
私はときめきの富士一筋で御飯を頂ける唯一のプロになれました。それは富士山の御陰、皆の御陰です。関わる人に夢を届け、喜びの共感を続けて行ける事。それが天職です。
「一番好きな写真は?」とよく訊かれます。私の答はいつも同じ。それは「明日撮る1枚」です。
きっと実るよ花開く 感謝結実無限大